2011/10/25

【必見!】MF Tribute Bandライブ情報です!!


ここのところブログ更新をすっかりサボっていたのですが、
先日、とてもとてもとてもとてもとても・・・お世話になっている、
スーパートランペッターのコージ氏より、
MF Tribute Bandでのライブ出演の情報が来ましたので、
お知らせいたします。
既に、ご存じの方も多いとは思いますが、
MF Tribute Bandとは、メイナードファーガソン(MF)を
リスペクトする猛者たちが、MFバンドの曲をやるバンドです。
MF Tribute系の単発企画バンドは、ちょっと腕に自信のある
ペット吹きなら一度は考えるものだと思いますが、
このバンドは、単発企画バンドではなく、
ご本家の元MFバンドメンバー等との交流も含め、
継続的に活動を続けているバンドです。
多分、基本はアマチュアバンドだと思うのですが、
そのライブ頻度やメンバーの腕は、一般的なプロ、アマチュアの
区分けでは語れないものがあります。
コージ氏自身は、いわゆるMFパート担当です。
もしペットに関する知識ならオレが世界一だという方がいらっしゃったら
ライブ後にコージ氏にマニアネタで挑戦してみましょう。
瞬殺してくれることでしょう(笑)
もし、ご都合のつく方は、是非是非!!
おススメですよ~

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★『TAMA TOKYU JAZZ 2011』

【日時】2011年11月6日(日)14:00開場 14:30開演
【会場】亜細亜大学3号館講堂
東京都武蔵野市境5-24-10(JR中央線武蔵境駅北口より徒歩12分) 
【出演】「MF Tribute Band」14:30~
「Funny Fellows Jazz Orchestra」
【入場】無料(先着1500名様 自由席)

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★MF Tribute Band『Topa-Topa Thumbs Night 2011』

【日時】 2011年11月23日(祝)Open/17:00 Start/18:00
【場所】「Thumbs Up」 横浜駅西口(相鉄ムービル3F)
http://www.stovesyokohama.com/thumbs/access.html
【チケット】 ¥1800

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2011/07/21

★休符と長い音の感じ方について

もう誰も期待はしていないと思うが、
実は、2010年9月の記事
でこんな中途半端な記事を書いた。
一応、この時の記事の最後の部分を
一部抜粋してみると、こんな↓カンジ。
-------------------------------
・・・簡単なところをちゃんとするには
  どうしたらいいのだろう
・・・メトロノームに合わせてゆっくりな速度から徐々に・・・
  みたいなことは何度もやった。
しかし、それだけでは
何かが足りない・・・
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
・・・脳科学や生態心理学の研究結果によると
人間という生き物は、
自分がやった結果を認識してはじめて
やったことの正しさが分る生き物である。
また、周囲の環境に働きかける事で、
はじめて、周囲の環境を正確に理解できる
生き物なのである。
自分がなんにもしていないと、
周囲の出来事は正確には認識できないのである。
譜面に書かれている記号には、
全てアフォーダンスがある・・・
-------------------------------
ここで言いたかった事は、
カンタンに言うと以下の2点。
①人間ボ~っとしてると拍は分らなくなる
②休符はお休みではない
あまりに当たり前すぎて、
何をいまさら・・・
と言われそうだが、
その当たり前が意外と難しく、
出来ていない事が多い。
(オレの場合は)
まず、①についてだが、1つ実験。
------------------------------
実験内容》
イスに座り、体中の力を抜き、
息を止めて、何かの曲の自分のパートを
頭の中で歌ってみる。
------------------------------
この時、重要なのは、カラダのどの部分も
動かしてはいけないということ。
ここで言う、
カラダのどの部分も
というのは、
足や手指は勿論、
舌や歯、声帯等
カラダ内外の全ての動きを含む。
また、この実験を何度もやっていると、
自分ではどうしても止められない、
心臓の鼓動のリズムにいつのまにか
合わせて歌っている事があるので、
心臓の鼓動のリズムを感じる時は、
そのリズムとは異なる速さで、
歌ってみよう。
さて、できただろうか?
では、ここでもう一回、
頭の中で、同じ歌を歌ってみよう。
今度は、自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
この時、喉の筋肉を微妙に動かして
リズムを取っていたりしないかどうか、
休符のところで目玉を動かしたりしていないか等、
体中の細部をよ~く確認しながら、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
さて、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
判断できただろうか?
また、休符の部分は、ちゃんと指定どおりの
長さだけ休んでいると確信できただろうか?
普通の人は、
自分が正確にメロディーを頭で
歌えたかどうか確信がもてないはずだ。
しかし、例えそうであっても、
別にあなたはダメ人間ではないのでご安心を。
人間とはそういう風に出来ているのである。
人間は、自分が動かないと、
その動きが精確かどうかは判断できないのである。
動く事で、その動きの筋肉の動きが脳に伝わって、
はじめて、その動きが精確かどうかが判断できるのである。
なんだか人生訓のような話になってしまったが、
人間、動かないと、行動の良し悪しは判断できない。
当たり前といえば、当たり前だが、
このことを意識するかどうかは重要だ。
つまり、ある曲であるフレーズを吹いた後、
2小節の休符があったとしよう。
その間ボォ~っとしている人間は、
ほぼ間違いなくリズムキープは出来ない。
出来たら人間ではない。
要するに、休符の間もカラダの内外の
どこかを意識的にリズムに合わせて動かしていなければ、
確信を持ってリズムキープは出来ないのである。
では、カラダのどこを動かせばいいのか?
音楽ではよく、足を動かす人間をよくみかけるが、
これは個人的にはオススメできない。
特に、管楽器吹きには。
結論から言うと、
・舌
・指
(※特に指では、親指>人差し指>中指>薬指>小指の順で重要)
を動かすのがオススメ。
足はダメ。
《理由1》
管楽器吹きは、
音を出す時は舌でタンギングをする。
また、トロンボーンであれば腕を動かし、
サックスやペットであれば指を動かす。
これらの動きがリズムからズレると、
自分の吹いたメロディーのリズムがズレる。
休符の間に、舌・指でリズムキープしていれば、
一番重要な部分のウォーミングアップにもなる。
《理由2》
「ペンフィールドの脳地図」というのをご存知だろうか?
カラダの意識的な動きは、
脳からの指令があってはじめて動く。
人間の脳には、カラダの各部分に指令を出す
部位が決まっていて、その部位が近いほど
関連性が強くなっている。
脳はニューロンという電線で繋がっているので、
近い部分ほど関係性が強くなるのは合理的だろう。
(実は遠い部位とのリンクもあるのだが数は多くない)
で、実は「舌と指」に指令を出す部分は、
隣り合っている。
(ちなみに、足の指令部位は舌から一番遠い。
人間は足でモノを食わないので当たり前か?)
従って、舌を動かしておけば
指のウォーミングアップやリズムキープに繋がるし
指を動かしておけば、
舌のウォーミングアップやリズムキープに繋がる
確率が高まる。
以上の理由から、足ではなく、
舌や指でリズムを取るようにする習慣を
つけることをオススメするわけだ。
また、指の中でも、
「舌」の運動の指令部位に一番近い脳部位にあるのは
「親指」で、以下「人差し指、中指、薬指、小指」の順だ。
このことは、舌と同じリズムで親指を動かすのと、
舌と同じリズムで小指を動かすのは、
どっちが難しいかを実験してみれば、
なんとなく実感できるだろう。
但し、上記はあくまで「運動の指令」という
視点からの話であって、
リズム自体は、小脳や運動前野といった脳部位で処理され、
和音は、頭の頂点あたりにある頭頂葉といった脳部位で
主に処理される事が分っているらしいので、
自分が休符で休みの間、
単に、舌や指でリズムをキープしようと努力するだけでなく、
脳全体で音楽を聴く意識を持ちつつ、
音楽全体に脳を慣らしておく
ことも重要だろう。
いずれにせよ、「休符=お休み」ではない。
「休符の間も音楽をする」意識がなければリズムキープは
困難だろう。
そして、休符の間の舌や指・腕のリズムキープ感
と同様、音を出すには、唇周辺をはじめとした
顔や首等のいろいろな筋肉を使うことになり、
単にリズムキープできていれば、
ちゃんと次の音を外さずに出せるとも限らないのだが、
少なくとも、リズムがズレていたら、
音程が良くてもNGだ。
ということで、はじめに書いた、
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
を改善するための改善要因のひとつとして、
「休符の間のリズムキープと舌・指(腕)のウォーミングアップ」
は意識する価値があると思う。
そして、このことは、
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
とも関係しており、
例えば、テンポ250以上の曲で、
「2小節+1..5拍」音を伸ばして、
それから八分休符後にアクセント付きの八分音符を
吹かなくてはならない場合、
重要なのは
「八分休符をちゃんと音符どおり休む」
ことだけでなく、
その前の
「音を伸ばしている間」
もちゃんとリズムを感じているかどうか
の方がむしろ重要だと思う。
「音を伸ばしている間」
というのは、カラダの動きが止まっている状態になるため
上記の理由から、人間はリズムが分らなくなってしまうのである。
ということで、
「音を伸ばしている間」
に、指を微妙に動かしたり、
(出来れば足以外の)カラダのどこかを微妙に動かす等の
動きを脳に伝える事で、
リズムを脳に伝え続けることが重要。
つまり、「音を伸ばしている間」も、
ボォ~っと音を伸ばすのではなく、
早いフレーズで四苦八苦している他のパートと
同じくらいリズムを感じる努力をしていないと
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
ということになるのである
・・・というか、少なくとも自分はそうだ。
あぁ、また文章が長くなってしまった。
「アフォーダンス」の話も書こうかと思っていたが、
それはまたの機会に。
んじゃまた。

★休符と長い音の感じ方について

もう誰も期待はしていないと思うが、
実は、2010年9月の記事
でこんな中途半端な記事を書いた。
一応、この時の記事の最後の部分を
一部抜粋してみると、こんな↓カンジ。
-------------------------------
・・・簡単なところをちゃんとするには
  どうしたらいいのだろう
・・・メトロノームに合わせてゆっくりな速度から徐々に・・・
  みたいなことは何度もやった。
しかし、それだけでは
何かが足りない・・・
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
・・・脳科学や生態心理学の研究結果によると
人間という生き物は、
自分がやった結果を認識してはじめて
やったことの正しさが分る生き物である。
また、周囲の環境に働きかける事で、
はじめて、周囲の環境を正確に理解できる
生き物なのである。
自分がなんにもしていないと、
周囲の出来事は正確には認識できないのである。
譜面に書かれている記号には、
全てアフォーダンスがある・・・
-------------------------------
ここで言いたかった事は、
カンタンに言うと以下の2点。
①人間ボ~っとしてると拍は分らなくなる
②休符はお休みではない
あまりに当たり前すぎて、
何をいまさら・・・
と言われそうだが、
その当たり前が意外と難しく、
出来ていない事が多い。
(オレの場合は)
まず、①についてだが、1つ実験。
------------------------------
実験内容》
イスに座り、体中の力を抜き、
息を止めて、何かの曲の自分のパートを
頭の中で歌ってみる。
------------------------------
この時、重要なのは、カラダのどの部分も
動かしてはいけないということ。
ここで言う、
カラダのどの部分も
というのは、
足や手指は勿論、
舌や歯、声帯等
カラダ内外の全ての動きを含む。
また、この実験を何度もやっていると、
自分ではどうしても止められない、
心臓の鼓動のリズムにいつのまにか
合わせて歌っている事があるので、
心臓の鼓動のリズムを感じる時は、
そのリズムとは異なる速さで、
歌ってみよう。
さて、できただろうか?
では、ここでもう一回、
頭の中で、同じ歌を歌ってみよう。
今度は、自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
この時、喉の筋肉を微妙に動かして
リズムを取っていたりしないかどうか、
休符のところで目玉を動かしたりしていないか等、
体中の細部をよ~く確認しながら、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
さて、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
判断できただろうか?
また、休符の部分は、ちゃんと指定どおりの
長さだけ休んでいると確信できただろうか?
普通の人は、
自分が正確にメロディーを頭で
歌えたかどうか確信がもてないはずだ。
しかし、例えそうであっても、
別にあなたはダメ人間ではないのでご安心を。
人間とはそういう風に出来ているのである。
人間は、自分が動かないと、
その動きが精確かどうかは判断できないのである。
動く事で、その動きの筋肉の動きが脳に伝わって、
はじめて、その動きが精確かどうかが判断できるのである。
なんだか人生訓のような話になってしまったが、
人間、動かないと、行動の良し悪しは判断できない。
当たり前といえば、当たり前だが、
このことを意識するかどうかは重要だ。
つまり、ある曲であるフレーズを吹いた後、
2小節の休符があったとしよう。
その間ボォ~っとしている人間は、
ほぼ間違いなくリズムキープは出来ない。
出来たら人間ではない。
要するに、休符の間もカラダの内外の
どこかを意識的にリズムに合わせて動かしていなければ、
確信を持ってリズムキープは出来ないのである。
では、カラダのどこを動かせばいいのか?
音楽ではよく、足を動かす人間をよくみかけるが、
これは個人的にはオススメできない。
特に、管楽器吹きには。
結論から言うと、
・舌
・指
(※特に指では、親指>人差し指>中指>薬指>小指の順で重要)
を動かすのがオススメ。
足はダメ。
《理由1》
管楽器吹きは、
音を出す時は舌でタンギングをする。
また、トロンボーンであれば腕を動かし、
サックスやペットであれば指を動かす。
これらの動きがリズムからズレると、
自分の吹いたメロディーのリズムがズレる。
休符の間に、舌・指でリズムキープしていれば、
一番重要な部分のウォーミングアップにもなる。
《理由2》
「ペンフィールドの脳地図」というのをご存知だろうか?
カラダの意識的な動きは、
脳からの指令があってはじめて動く。
人間の脳には、カラダの各部分に指令を出す
部位が決まっていて、その部位が近いほど
関連性が強くなっている。
脳はニューロンという電線で繋がっているので、
近い部分ほど関係性が強くなるのは合理的だろう。
(実は遠い部位とのリンクもあるのだが数は多くない)
で、実は「舌と指」に指令を出す部分は、
隣り合っている。
(ちなみに、足の指令部位は下から一番遠い。
人間は足でモノを食わないので当たり前か?)
従って、舌を動かしておけば
指のウォーミングアップやリズムキープに繋がるし
指を動かしておけば、
舌のウォーミングアップやリズムキープに繋がる
確率が高まる。
以上の理由から、足ではなく、
舌や指でリズムを取るようにする習慣を
つけることをオススメするわけだ。
また、指の中でも、
「舌」の運動の指令部位に一番近い脳部位にあるのは
「親指」で、以下「人差し指、中指、薬指、小指」の順だ。
このことは、舌と同じリズムで親指を動かすのと、
舌と同じリズムで小指を動かすのは、
どっちが難しいかを実験してみれば、
なんとなく実感できるだろう。
但し、上記はあくまで「運動の指令」という
視点からの話であって、
リズム自体は、小脳や運動前野といった脳部位で処理され、
和音は、頭の頂点あたりにある頭頂葉といった脳部位で
主に処理される事が分っているらしいので、
自分が休符で休みの間、
単に、舌や指でリズムをキープしようと努力するだけでなく、
脳全体で音楽を聴く意識を持ちつつ、
音楽全体に脳を慣らしておく
ことも重要だろう。
いずれにせよ、「休符=お休み」ではない。
「休符の間も音楽をする」意識がなければリズムキープは
困難だろう。
そして、休符の間の舌や指・腕のリズムキープ感
と同様、音を出すには、唇周辺をはじめとした
顔や首等のいろいろな筋肉を使うことになり、
単にリズムキープできていれば、
ちゃんと次の音を外さずに出せるとも限らないのだが、
少なくとも、リズムがズレていたら、
音程が良くてもNGだ。
ということで、はじめに書いた、
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
を改善するための改善要因のひとつとして、
「休符の間のリズムキープと舌・指(腕)のウォーミングアップ」
は意識する価値があると思う。
そして、このことは、
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
とも関係しており、
例えば、テンポ250以上の曲で、
「2小節+1..5拍」音を伸ばして、
それから八分休符後にアクセント付きの八分音符を
吹かなくてはならない場合、
重要なのは
「八分休符をちゃんと音符どおり休む」
ことだけでなく、
その前の
「音を伸ばしている間」
もちゃんとリズムを感じているかどうか
の方がむしろ重要だと思う。
「音を伸ばしている間」
というのは、カラダの動きが止まっている状態になるため
上記の理由から、人間はリズムが分らなくなってしまうのである。
ということで、
「音を伸ばしている間」
に、指を微妙に動かしたり、
(出来れば足以外の)カラダのどこかを微妙に動かす等の
動きを脳に伝える事で、
リズムを脳に伝え続けることが重要。
つまり、「音を伸ばしている間」も、
ボォ~っと音を伸ばすのではなく、
早いフレーズで四苦八苦している他のパートと
同じくらいリズムを感じる努力をしていないと
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
ということになるのである
・・・というか、少なくとも自分はそうだ。
あぁ、また文章が長くなってしまった。
「アフォーダンス」の話も書こうかと思っていたが、
それはまたの機会に。
んじゃまた。

★休符と長い音の感じ方について

もう誰も期待はしていないと思うが、
実は、2010年9月の記事
でこんな中途半端な記事を書いた。
一応、この時の記事の最後の部分を
一部抜粋してみると、こんな↓カンジ。
-------------------------------
・・・簡単なところをちゃんとするには
  どうしたらいいのだろう
・・・メトロノームに合わせてゆっくりな速度から徐々に・・・
  みたいなことは何度もやった。
しかし、それだけでは
何かが足りない・・・
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
・・・脳科学や生態心理学の研究結果によると
人間という生き物は、
自分がやった結果を認識してはじめて
やったことの正しさが分る生き物である。
また、周囲の環境に働きかける事で、
はじめて、周囲の環境を正確に理解できる
生き物なのである。
自分がなんにもしていないと、
周囲の出来事は正確には認識できないのである。
譜面に書かれている記号には、
全てアフォーダンスがある・・・
-------------------------------
ここで言いたかった事は、
カンタンに言うと以下の2点。
①人間ボ~っとしてると拍は分らなくなる
②休符はお休みではない
あまりに当たり前すぎて、
何をいまさら・・・
と言われそうだが、
その当たり前が意外と難しく、
出来ていない事が多い。
(オレの場合は)
まず、①についてだが、1つ実験。
------------------------------
実験内容》
イスに座り、体中の力を抜き、
息を止めて、何かの曲の自分のパートを
頭の中で歌ってみる。
------------------------------
この時、重要なのは、カラダのどの部分も
動かしてはいけないということ。
ここで言う、
カラダのどの部分も
というのは、
足や手指は勿論、
舌や歯、声帯等
カラダ内外の全ての動きを含む。
また、この実験を何度もやっていると、
自分ではどうしても止められない、
心臓の鼓動のリズムにいつのまにか
合わせて歌っている事があるので、
心臓の鼓動のリズムを感じる時は、
そのリズムとは異なる速さで、
歌ってみよう。
さて、できただろうか?
では、ここでもう一回、
頭の中で、同じ歌を歌ってみよう。
今度は、自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
この時、喉の筋肉を微妙に動かして
リズムを取っていたりしないかどうか、
休符のところで目玉を動かしたりしていないか等、
体中の細部をよ~く確認しながら、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
を自分で評価してみよう。
さて、
自分が一定の速さで歌っているかどうか
判断できただろうか?
また、休符の部分は、ちゃんと指定どおりの
長さだけ休んでいると確信できただろうか?
普通の人は、
自分が正確にメロディーを頭で
歌えたかどうか確信がもてないはずだ。
しかし、例えそうであっても、
別にあなたはダメ人間ではないのでご安心を。
人間とはそういう風に出来ているのである。
人間は、自分が動かないと、
その動きが精確かどうかは判断できないのである。
動く事で、その動きの筋肉の動きが脳に伝わって、
はじめて、その動きが精確かどうかが判断できるのである。
なんだか人生訓のような話になってしまったが、
人間、動かないと、行動の良し悪しは判断できない。
当たり前といえば、当たり前だが、
このことを意識するかどうかは重要だ。
つまり、ある曲であるフレーズを吹いた後、
2小節の休符があったとしよう。
その間ボォ~っとしている人間は、
ほぼ間違いなくリズムキープは出来ない。
出来たら人間ではない。
要するに、休符の間もカラダの内外の
どこかを意識的にリズムに合わせて動かしていなければ、
確信を持ってリズムキープは出来ないのである。
では、カラダのどこを動かせばいいのか?
音楽ではよく、足を動かす人間をよくみかけるが、
これは個人的にはオススメできない。
特に、管楽器吹きには。
結論から言うと、
・舌
・指
(※特に指では、親指>人差し指>中指>薬指>小指の順で重要)
を動かすのがオススメ。
足はダメ。
《理由1》
管楽器吹きは、
音を出す時は舌でタンギングをする。
また、トロンボーンであれば腕を動かし、
サックスやペットであれば指を動かす。
これらの動きがリズムからズレると、
自分の吹いたメロディーのリズムがズレる。
休符の間に、舌・指でリズムキープしていれば、
一番重要な部分のウォーミングアップにもなる。
《理由2》
「ペンフィールドの脳地図」というのをご存知だろうか?
カラダの意識的な動きは、
脳からの指令があってはじめて動く。
人間の脳には、カラダの各部分に指令を出す
部位が決まっていて、その部位が近いほど
関連性が強くなっている。
脳はニューロンという電線で繋がっているので、
近い部分ほど関係性が強くなるのは合理的だろう。
(実は遠い部位とのリンクもあるのだが数は多くない)
で、実は「舌と指」に指令を出す部分は、
隣り合っている。
従って、舌を動かしておけば
指のウォーミングアップやリズムキープに繋がるし
指を動かしておけば、
舌のウォーミングアップやリズムキープに繋がる
確率が高まる。
以上の理由から、足ではなく、
舌や指でリズムを取るようにする習慣を
つけることをオススメするわけだ。
また、指の中でも、
「舌」の運動の指令部位に一番近い脳部位にあるのは
「親指」で、以下「人差し指、中指、薬指、小指」の順だ。
このことは、舌と同じリズムで親指を動かすのと、
舌と同じリズムで小指を動かすのは、
どっちが難しいかを実験してみれば、
なんとなく実感できるだろう。
但し、上記はあくまで「運動の指令」という
視点からの話であって、
リズム自体は、小脳や運動前野といった脳部位で処理され、
和音は、頭の頂点あたりにある頭頂葉といった脳部位で
主に処理される事が分っているらしいので、
自分が休符で休みの間、
単に、舌や指でリズムをキープしようと努力するだけでなく、
脳全体で音楽を聴く意識を持ちつつ、
音楽全体に脳を慣らしておく
ことも重要だろう。
いずれにせよ、「休符=お休み」ではない。
「休符の間も音楽をする」意識がなければリズムキープは
困難だろう。
そして、休符の間の舌や指・腕のリズムキープ感
と同様、音を出すには、唇周辺をはじめとした
顔や首等のいろいろな筋肉を使うことになり、
単にリズムキープできていれば、
ちゃんと次の音を外さずに出せるとも限らないのだが、
少なくとも、リズムがズレていたら、
音程が良くてもNGだ。
ということで、はじめに書いた、
①音を伸ばすと次の音がズレる(又はハズす)
を改善するための改善要因のひとつとして、
「休符の間のリズムキープと舌・指(腕)のウォーミングアップ」
は意識する価値があると思う。
そして、このことは、
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
とも関係しており、
例えば、テンポ250以上の曲で、
「2小節+1..5拍」音を伸ばして、
それから八分休符後にアクセント付きの八分音符を
吹かなくてはならない場合、
重要なのは
「八分休符をちゃんと音符どおり休む」
ことだけでなく、
その前の
「音を伸ばしている間」
もちゃんとリズムを感じているかどうか
の方がむしろ重要だと思う。
「音を伸ばしている間」
というのは、カラダの動きが止まっている状態になるため
上記の理由から、人間はリズムが分らなくなってしまうのである。
ということで、
「音を伸ばしている間」
に、指を微妙に動かしたり、
(出来れば足以外の)カラダのどこかを微妙に動かす等の
動きを脳に伝える事で、
リズムを脳に伝え続けることが重要。
つまり、「音を伸ばしている間」も、
ボォ~っと音を伸ばすのではなく、
早いフレーズで四苦八苦している他のパートと
同じくらいリズムを感じる努力をしていないと
②長い休符の直後の音がズレる(又はハズす)
ということになるのである
・・・というか、少なくとも自分はそうだ。
あぁ、また文章が長くなってしまった。
「アフォーダンス」の話も書こうかと思っていたが、
それはまたの機会に。
んじゃまた。